Refract Ver.1.5


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●概要
 光の屈折・反射のシミュレーション

・[オプション]メニュー[物体形状]コマンドで物体を作成。
        x, y:位置
 多角形    ▼ボタン:頂点を追加。
 正多角形   N:頂点の数。θ:回転角[度]。R1:外接円半径。
 長方形    W:横の半分の長さ。H:縦の半分の長さ。
 円      R1:半径。
 楕円     R1:x方向半径。R2:y方向半径。
 レンズ    R1:左曲面半径(R1>0で凸、R1=0で平面、R1<0で凹)。
        R2:右曲面半径(R2<0で凸、R2=0で平面、R2>0で凹)。

・[オプション]メニュー[レイトレース]コマンドで計算および表示の設定。
 光線
        ペンの太さの設定。屈折率:代表的な媒質の屈折率またはアッベ数から計算。
        吸収:吸収係数に基づき計算をするか否か。
    光線No.1〜No.3
        表示のなし、あり、強度、対数強度から選択。色、屈折率、吸収係数の設定。
 背景
        黒、白から選択。半径、屈折率、吸収係数の設定。
 物体
        色、ペンの太さの設定。図の表示倍率の設定
 レイトレース
        屈折反射計算レベル、計算をしなくなる最小強度の設定。
        屈折反射表示レベルの設定。
        脱出光:領域外へ出る指定レベルの光のみを表示するか否か。
        反射:反射の計算をするか否か。

・[オプション]メニュー[光源]コマンドで光源の設定。
 光源方向、移動増分、表示用計算増分の設定

・[表示]メニューのコマンド
  [拡大][等倍][縮小]:図の拡大・縮小。
    [表示位置]  :表示位置の設定。
    [軸の表示]  :軸の表示/非表示の切り替え。
    [入射光座標] :入射光座標/固定座標系の切り替え。
            チェックされていないと固定(基準)座標系で表示.
            チェックされていると入射光が左から水平になるように表示。
            ただし,領域は光源方向のX,Yが共に0のときのみ表示。
            表示方法によらず計算は固定(基準)座標系の領域内。

・[編集]メニューのコマンド
 グラフ ペイン
  [全消去]   :計算結果の消去。
  [再計算]   :再計算して表示。
  [重ね書き]  :重ね書きのオン・オフ。
 テキスト ペイン
  [コピー]   :選択範囲をクリップボードにコピー。
  [全て選択]  :現在のテキスト ペインを全て選択。

・グラフ ペインでのマウス操作
 左クリック:表示位置をマウスポインタで変更。
 右クリック:表示位置を中央に変更。

・グラフ ペインでのキー操作
 [←],[→],[↑],[↓] :光源の位置の移動。
 [←]+[SHIFT],[→]+[SHIFT]:光源の方向を回転。

●例
・半円レンズ1 (n=1.5)
   

・半円レンズ2 (n=1.5)
   

・凸レンズ (n=1.5)
   

・凸レンズ(n=1.5 斜めから入射)
   

・プリズム (n=1.5)
   
 屈折光の偏角(入射角0〜60°)
 

・水滴(1回反射と2回反射)
   
   


●履歴
 Ver.1.0 07/08 初版
 Ver.1.1 07/09 計算過程のデータ保存オプション追加
 Ver.1.2 12/08 対数強度表示、表示用計算増分を追加
 Ver.1.3 14/08 入射光座標系表示を追加
 Ver.1.4 16/04 内外判定の変更(物体形状は反時計回り)
 Ver.1.5 16/11 入射光座標系表示のBug Fix



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