PSL Ver.2


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●概要
  ラダー式プログラマブルコントローラ(光洋電子工業製 KOSTAC SR-20)シミュレータ

●動作環境
 NEC PC-9801シリーズ,MS-DOS 3.x以降
(注:シミュレータ)
 テキスト画面にグラフィックキャラクタを表示(グラフィックモード)
 テキストのスクロールはDOSのワークエリアを書き換え,テキストVRAMを直接アクセス
 グラフィック表示やキーセンスにBIOSコールを使用
(NEC PC-9801のMS-DOS以外で実行した場合、どうなっても一切責任を負いません)

●操作方法
1.ラダー図作成
  LADDER.EXE infile
 プログラマブルコントローラの命令からラダー図を作成する

2.シミュレータ
  PSL.EXE {infile}
 デモ機のシミュレーションを行う
・コマンド
  V :Edit   L {n} :Line
  A :Assemble   G {n} :Execute
  M :Move Robot  D {n m} :Monit
  R {fname} :Read   S {fname} :Save
  F {fname} :Fig.   N :Clear Program
  W {n} :Wait   
  ? :Help   Q :Quit
・キー操作
 Edit,Fig. 共通
  ^E :1行上   ^R :1ページ前
  ^X :1行下   ^C :1ページ後
  ESC:コマンド終了  
 Editのみ
  ^N :空行挿入   ^Y:1行削除
  ^D,SP :文字列書換  
・リレー
  000〜009 数字キー'0'〜'9'
  010〜014 センサー
  015〜029 発光ダイオ−ド
  030〜033 アームM1,テーブルM2の回転方向
  160〜199 内部リレー
  600〜609 カウンタ,タイマ

●プログラマブルコントローラのサポート命令
  STR,AND,OR,NOT,OUT
  MCS,MCR
  TMR,CNT
  END
 参考書
  ラダー式プログラマブルコントローラ KOSTAC SR-20 技術資料,光洋電子工業,1985.10

●例題
・Ex0 自己保持回路
  押しボタンスイッチ(001)を押すとア−ムが右回転(030)をはじめ,押しボタンスイッチ(002)を押すと停止.
・Ex1 回転動作
  ア−ムが原位置(010)にあるとき,押しボタンスイッチ(000)を押すと,ア−ムが右回転(030)をはじめ,右下(012)までくると停止.
・Ex2 回転動作(通過確認)
  ア−ムが原位置(010)にあるとき,押しボタンスイッチ(000)を押すと,ア−ムが右回転をはじめ,右上(011)を通過後,ア−ムはさらに回転を続け右下(012)までくると停止.
・Ex3 往復運動
  ア−ムが原位置(010)にあるとき,押しボタンスイッチ(000)を押すと,ア−ムが右回転をはじめ,右下(012)までくると停止.ア−ムは直ちに左回転をはじめ右上(011)までくると停止.ア−ムは直ちに右回転をはじめ原位置(010)までくると停止.
・Ex4 同期運動
  Ex3において,ア−ムが動き出すと同時にテ−ブルも原位置(013)から左回転をはじめ,ア−ムが原位置(010)に停止したあとテ−ブルは原位置(013)に達するまで回転を続け,原位置(013)で停止.
・Ex5 繰り返し動作
  Ex4の一連の動作を5秒休止で3回行う.
・その他
  参考書の該当ページ参照

●履歴
 Ver.1 90/01 PC-8801のCP/M上のBDS-CからPC-9801のMS-DOS上のMS-Cにラダー図作成部分を移植
     スクロールやグラフィックスを使用するシミュレータは移植せず
 Ver.2 93/01 シミュレータ本体を移植



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