Munsell Color Ver.1.1


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●概要
 Munsell HVC から RGB への変換

●メニュー操作(*印はマンセル色票のみ, +印は色名表のみ)
・[ファイル]メニュー
  [新規作成]     どのタイプのファイルを新規に作成するかを選ぶと[変換モード設定]ダイアログが開く。そこで設定した条件で新規に作成する。
             マンセル色票の場合、変換表に従ってマンセル色票を作成する。
             色名表の場合、空の表を作成する。[行挿入]または[挿入貼り付け]で表に行を追加する。
  [開く]       既存のファイルを読み込み、[変換モード設定]ダイアログが開く。そこで設定した条件で色名表を表示する。(ファイル形式は後述)
  [名前を付けて保存] 作業中のファイルを新しい名前で保存する。
  [閉じる]      作業中のファイルを閉じる。
  [印刷]       作業中のファイルを印刷する。
  [印刷プレビュー]  印刷イメージを表示する。
  [プリンタの設定]  プリンタおよび印刷オプションを変更する。
  [レイアウトの設定] 印刷レイアウトを設定する。
             余白(mm単位)はマンセル色票と色名表で共通。
             間隔(mm単位)は色名表のみ。
             ヘッダー・フッター(行単位)、フォントはマンセル色票と色名表で別。
・[編集]メニュー
  +[切り取り]     選択された行を切り取ってクリップボードに保存する。
  [コピー]      選択されたデータをコピーしてクリップボードに保存する。
  +[貼り付け]     クリップボードの内容を貼り付ける。
  +[挿入貼り付け]   選択した行の下(空の時は先頭)に1行挿入し、クリップボードの内容を貼り付ける。
  +[行挿入]      選択した行の下(空の時は先頭)に1行挿入する。
  +[行削除]      選択した行を削除する。
  +[番号付け替え]   アクティブなビューの番号を昇順または降順になるように付け替える。サブアイテムはそのまま。
・[オプション]メニュー
  [変換モード設定]  [変換モード設定]ダイアログが開く。そこで設定した条件で再表示する。
  *[C-V図][H-C図][H-V図]マンセル色票の種類を指定する。
  [HVCの指定]     指定されたHVCを現在の変換モードでRGBに変換する(変換表にないものは内挿する)。
             マンセル色票を指定された値に近い値に変更する。
  *[値のリンク]     同じ種類のマンセル色票の値を同時に変更する。
  *[増加][減少]   マンセル色票のHVCの値を増加または減少させる。
             C-V図の時、Hの増減値は2.5または[SHIFT]キーが押されていると0.5で、ループする。
             H-C図の時、Vの増減値は1.0または[SHIFT]キーが押されていると0.1。
             H-V図の時、Cの増減値は2.0または[SHIFT]キーが押されていると0.1。
  [RGBの指定]     RGBを0から255で指定する。#または0xで始まる場合は16進整数と見なす。
             可能ならば、指定されたRGBを現在の変換モードでHVCに変換し、それをRGBに再変換する。
             内挿等を使用しているため、再変換した値が指定した値になるとは限らないし、変換できるとも限らない。
             RGB飽和がかかっている場合はなおさらである。
             再変換できた場合、マンセル色票を変換された値に近い値に変更する。
  [Yxyの指定]     Yxyを指定する。
             上記RGBと同様に、可能ならばHVCに変換し、それを再変換する。
  [表示設定]     [表示設定]ダイアログが開く。マンセル色票のブロックのサイズや間隔、背景や文字の色を設定する。
             設定したウインドウおよびその後に開くウインドウに対して有効。
             ブロックサイズや間隔の設定はマンセル色票のみ。
             背景や文字の色の設定はマンセル色票と色名表で共通。
  *[大きく][小さく] マンセル色票のブロックのサイズを大きくする、または小さくする。

●マウス操作
   左クリック     マンセル色票のHVCまたは色名表を選択し、そのRGBを求める。
   左ダブルクリック  マンセル色票の場合、[HVCの指定]メニューと同じ。
             色名表の番号、色名、HVC、RGB、Yxyを変更する。HVCは範囲外に変更できない。
             RGB、YxyはHVCに変換し、再変換する。指定した値になるとは限らないし、変換できるとも限らない。

●[変換モード設定]ダイアログ
・変換モード
  [Munsell Lab. ]   Munsel Color Science Laboratory の "real_sRGB.xls" による。
  [標準の光xx]    同 標準の光Cによる "all.dat" から必要に応じて変換する。
  [Yc補正]      JIS Z8721-1993で1977からYcの計算式が変更になったことを反映させる。
  [境界外データ使用] MacAdam limitの外のデータも使用する。
・γ補正
  [sRGB (γ=2.4)] [Adobe (γ=2.2)]はRGB値が0に近いところで直線近似になっている。
  [指定]       指定されたγで補正する。(0に近いところでも直線近似にしない)
・[RGB飽和]       チェックされていると、RGB値が0未満の場合は0にし、255より大きい場合は255にして表示する。
             チェックされていないと、RGB値が0未満および255より大きい場合は表示しない。

★注意★
 どの変換式が正しいかという比較ではない!
 物体の表面色をディスプレーのRGBで正確に再現することはできない。
 色名はどれが自分のイメージに近いかというだけ。
 RGBおよびYxyからHVCへの変換・再変換は指定した値になるとは限らないし、変換できるとも限らない。

●ファイル形式
 カンマ区切りのcsvファイル。
 左から順に、番号、色名、H、V、C、R、G、B、RGB(16進数)、Y、x、y。
 読み込み時
  R以降を無視する。
  初めて数字で始まる行になるまではヘッダーとして無視する。
  Hが"N"の場合は、Cは0とみなす。Hが"-"の場合は、その行を無視する。
 保存時
  RGBとYxyは指定された変換モードでの計算値にする。

●履歴
 Ver.1.0 14/03 初版
 Ver.1.1 14/04 マンセル色票の種類を増やした

●引用
 The data are based on the Munsell Renotation data as found on the Munsel Color Science Laboratory web pages.



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